急増するインプラントトラブル

歯が抜けた人の1割に普及しているという歯科インプラント。ところが、手術をする際、歯科医師の知識不足や技量不足のために大量出血したり、麻痺が残ったりするトラブルが相次いでおり、死亡事故も報告されています。

急増するインプラントトラブル その理由とは

インプラント治療を受けた患者が、治療後に不具合を訴えて、歯学部のある大学病院などに診療に来るケースが年々増えてることが国の研究機関が行ったアンケート調査で分かりました。

 

その数はこの2年半で全国で2700人以上に上っているとのことです。

歯科インプラントの治療は、年々普及が進んでいますが、その数に比例してトラブルも急増していることが分かります。

 

 

トラブルの種類としては、

 

●医師の知識、経験、技量不足によりインプラントが顎の骨や神経を傷つけてしまう

●手術後にしびれや痛み、麻痺が残ったり、炎症が起きたりする

●手術後すぐに抜け落ちてしまう

 

などが多く寄せられています。

 

では、これらのトラブルの背景には、どのような問題があるのでしょうか。

 

インプラント治療が自由診療で、標準的な治療方法が定められていないということ。

また、保険診療と違って監督官庁の監視も届きにくく、十分な技術や知識経験を持たない医師が、高い治療費をとれるインプラント治療に安易に走っているという実態があります。

 

また、医療機関側で認識されている課題は、

 

〇事前説明など患者とのコミュニケーション不足

〇歯科医師の技術・知識不足

〇治療が難しい患者への無理な治療

 

などが挙げられています。

 

このようなトラブルの実態を踏まえて、インプラント治療も、自由診療とはいえ、何らかの規制や監督が必要な時期に来ているという声が高まっています。

インプラント治療後のお悩みや、歯周病についてお聞きになりたいことなど、歯にまつわるご相談を、米国歯科大学院卒のDr.天野が、お受けいたします。お気軽に メールください。